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魂の透明度
最近、宮沢賢治を改めて読んでいる。

彼の描く文体のやさしさと、風景描写の美しさに惹き込まれてしまう。
読んでいてこんなに美しい風景が浮かんでくる文章ってなかなかないなと思う。

それから彼の自然に対する愛情の深さや、魂の透明度が、本当に作品に表れているなと感じる。
その愛おしい目線が、なんとも胸を打つのです。

特に動物たちの姿がほんとにかわいい!
私は「セロ弾きのゴーシュ」に出てくる狸や野ネズミ、それから「なめとこ山の熊」に出てくる
熊の親子の言葉の感じが、なんともかわいくて大好き。

「なめとこ山の熊」は、昔国語の授業で読んで、熊の親子の会話がとても好きで、弟と何度も台詞を読み合った作品だけど、改めて読んでみて、こんなに強い、深い作品だったとは!
彼の命や自然に対して心から感謝と愛情を抱く真摯な態度が、あの作品に凝縮されている感じがして、そのメッセージの強さに改めて感動してしまった。

小十郎と熊の純粋な魂の交流ほど美しいものは、この世にないのではないか。

賢治を読むと、心が洗われるような気がするのです。

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